憎しみ
(C)1995 Gramercy Pictures
ヴィンス、サイード、ユベールの3人は、パリ郊外の“バンリュー“と呼ばれる地域に住んでいた。移民労働者や低所得者層が多く暮らすこの町で、ある日暴動が発生する。きっかけは、刑事から暴行を受けた少年が瀕死の重傷を負い、病院に担ぎ込まれたことだった。暴動には参加しなかったものの、社会のシステムや警察権力に憎しみを抱いている3人は、少年の病院へ見舞いに行くことに。しかし、ヴィンスが暴動の際に警官が落とした拳銃を手に入れたことから、彼らの“憎しみ“は、暴発の危険性を帯びていく。
1995年のカンヌ国際映画祭でマチュー・カソヴィッツが監督賞を受賞。
- 公開日
- 1996年2月17日(土)
- 受賞
- カンヌ映画祭監督賞
- 監督
- マチュー・カソヴィッツ
- 脚本
- マチュー・カソヴィッツ
- 撮影
- ジョルジュ・デアン
- 製作年
- 1995
- 製作国
- 仏
- 原題
- LA HAINE
- 上映時間
- 98