ナサリン
メキシコのスラム街。“窓“から出入りすることができるようなボロアパートに住む神父ナサリンは、殺人を犯して逃げてきた娼婦のアンダラをかくまう。だがこれが人々の噂となり、教会からも神父の資格を剥奪された彼は、巡礼の旅に出た。その途上、不治の病にかかった少年を治し、ナサリンは聖人として貧しい人々から崇められるようになる。そしてアンダラと再会し、彼女とともに暮らしていたベアトリスも引き連れて彼は旅を続けるのだが、アンダラが警察に捕まり、彼らの旅も終わりを迎えるのだった……。
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