神火101 殺しの用心棒
(C)1966 松竹
中国返還前の香港。自他共に国際冒険家を自称する青年・鄧雷は、中国人のマダムやナイトクラブ「銀星」で働くバニーガール・阿蘭から求愛され、大忙しだった。そんなある日、香港セントラルホテルにて二組のギャング組織が抗争を始め、その中に紛れ込んでいたスパイが命を賭けて盗聴した録音テープが運命の悪戯か、阿蘭の手に渡ってしまう。一方、録音テープには偽造紙幣や暗殺に関する事実が記録され、それを聞かされた鄧雷は冒険家の血が騒いたのか、自ら陰謀の渦中に身を投じて行く。やがて鄧雷は謎の秘密組織、“神火グループ”の腕利きスパイ、“神火101”のジョセフと共闘して行くのだが…。