桃とキジ
(C)2017「桃とキジ」製作委員会
保育園のお遊戯会で『桃太郎』を演じた女の子、小島桃。同級生の男の子をお供にしたがえ、見事に演じあげた。その後、演劇に目覚め、女優を志し、18歳で上京するも、そこは厳しい世界だった。それでも頑張って来られたのは、女優を応援してくれた父がいたから…。
ところが、その父は病死。その後も全く芽が出ず、生活も苦しく、気付けば26歳に。でも、どこかで思っていた。「自分には帰る実家がある」と。そんなある日、母が一人で切り盛りする、帽子店が閉店になると知る。慌てて、実家に戻ると、そこには青年になった同級生のイヌとサル、そしてキジがいた…。