十年
「地元産の卵」(C)Photographed by Andy Wong, provided by Ten Years Studio Limited
港返還20年目の今夏、10年後の香港の未来を問う5人の香港新世代監督によるオムニバス映画。
労働節の集会で騒ぎを起こすよう命じられたチンピラ2人組を描いた「エキストラ」、終末世界の香港で失われゆくものを黙々と標本にし続ける男女を描く「冬のセミ」、普通話の習得が営業に必須となったタクシー運転手の奮闘を描く「方言」、イギリス領事館前で発生した焼身自殺の真相を擬似ドキュメンタリー形式で追う「焼身自殺者」、香港で最後の地元産卵を売る青年を描いた「地元産の卵」の5話。