めがみさま
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閉塞的な郊外の田舎町。佐倉理華は、人生に絶望していた。母・市絵の過干渉、職場のいじめ。精神安定剤で何とか日々やり過ごしていたが、ついに自殺を決意する。
そんな中、自分と同じ環境を克服したセラピスト・ラブの存在をネットで知り、会いにいくこと。「他人の人生の中で生きるんじゃないわよ。自分の中で、自分の人生を生きなさい」というラブの言葉に感銘を受けた理華は、家を出てラブが開催する自己啓発セミナーの手伝いを始める。
自分らしさを取り戻していく同士たちとの交流、同じようにラブに救われた川崎拓海との出会いによって理華の日常は順調に回りだした…かのように見えた。
そして理華とラブの関係は急速に距離を縮めていくのだが、ある事件をきっかけにその関係に不協和音が生じ始める。果たして理華が最後に下した決断とは?