台湾より愛をこめて
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5年前、雄介と光一は漫才師として成功することを夢みており、またリンも台湾で歌手になるという夢を目指し、「3人の夢が叶ったら、もう一度この場所・基隆の海辺で再会しよう」という約束をしていた。
ところが雄介と光一は3年前にコンビを解散しており、すでに光一はお笑いの道をあきらめ会社員に、雄介はピン芸人を続けるも売れない日々に悩んでいた。そんな雄介の心情を知り、光一がいまから台湾に行こうと言い出す。明後日は5年前の約束の日であり、何かをふっきるために、旅に出る二人。道中ではくだらない話で盛り上がったり、些細なことでケンカしたり、夢を追う少女メイと出会ったりしながら、20代半ばの男2人がもう一度人生を見つめ直すのであった…。