ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男

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新しい法律で、奴隷を20人以上所有する農園の長男は兵役を免除されると聞いたニュートンは、貧しい者が金持ちのために戦うことに憤る。甥のダニエルが目の前で銃弾に倒れた時、忍耐の糸が切れたニュートンは、遺体を家族に渡すために軍を脱走する。 故郷のミシシッピ州ジョーンズ郡では、留守を預かる近隣の女たちが、作物や衣類を根こそぎ徴収する南軍に苦しめられていた。ニュートンは、幼い娘3人を抱えた母親に家畜もすべて差し出せと脅す騎兵隊を追い払うが、脱走兵の追跡も任務だという将校に目をつけられ、妻のセリーナと赤ん坊を置いて逃げざるを得なくなる。 酒場の女主人のサリーの手引きで、ニュートンは“沼”へと向かう。数日前、高熱を出した赤ん坊を救ってくれたイーキンズ家の使用人のレイチェルの案内で沼の奥の湿原に入ると、そこは逃亡奴隷たちの隠れ場所だった。モーゼスと名乗る男が、騎兵隊の犬にかまれた傷を治療してくれる。 自分と同じく自由を求める逃亡奴隷たちと心を通わせ始めたニュートンは、反撃に出ることを決意し、銃を手配する。まずは脱走を繰り返したためにつけられたというモーゼスの首の鉄の輪を外してやり、大きな音を聞いて駆け付けた捜索隊を迎え撃ちにしたのだ。逃亡奴隷たちは、黒人を助けるために白人を撃ったニュートンに驚いていた。

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