ひだまりが聴こえる
(C)2017「ひだまりが聴こえる」製作委員会
中学生の時に難聴を患ったため教室でも何かと誤解を受けて周囲とうまくなじめないまま大学生になった杉原航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に大学の裏庭で出会った佐川太一は、バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする同級生だった。いつしか太一との距離が近づくようになるが、それでも学校での陰口や嫌がらせで卑屈になる航平に対し太一から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われるのだった。
そして太一との出会いが航平を変えていくのだが、近づけば近づくほど二人の距離に期待と不安が募る航平がいるようになって…。