カレーライスを一から作る
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アフリカから南米までの人類拡散の道のり「グレートジャーニー」を逆ルートでたどった探検家・関野吉晴は、武蔵野美術大学で一風変わった課外ゼミ活動をしている。通称「関野ゼミ」。手作りのカヌーでインドネシアから沖縄まで風任せの旅を敢行したり、船作りに必要な斧を砂鉄集めから始め、“たたら製鉄”の手法で作ったり、ユニーク過ぎる取り組みは話題を呼んだ。
そんな関野が2015年に始めたのが、「カレーライスを一から作ってみる」という試み。野菜や米、肉、スパイスなどの材料をすべて一から育てるというこの途方もない計画に学生たちと取り組んだ、種植えからカレーライスが出来上がるまでの9か月間の記録。