すべてをアナタに
アメリカ人の石油業者ポールはパリで訴訟事件をおこしたが、彼は女性の裁判長を色仕掛けで手なずけ、裁判に勝った。アメリカに帰る飛行機の中で、偶然にも裁判の相手方の弁護士ミシェルと知りあった。ミシェルは25年前にアメリカに渡った娘ローレンに会いにいく途中だった。ニューヨークについたミシェルは、わざと名前をかくし精神分析医となり開業しているローレンに会いにいった。彼女にはアーノルドという婚約者がいたが、意気地なしでミシェルには気にいらない。そのうえ彼女が、ドライでカサカサな女性になっているので心配したミシェルはポールに再会し、彼独特のロマンス技術で彼女の女性本能を目ざめさしてくれと、たのむのだった。