燐寸少女 マッチショウジョ

(C)2016 映画「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
高校で“ウジ虫”と呼ばれ、いじめを受けている氏家治は、自分だって女子にもてたい、彼女が欲しいと願い、イケメンで人気者のクラスメイトが悪臭を撒き散らす害虫になれと妄想する。「二画展」に3年連続入賞を決めた美大生の岸田叶人は、さらに上を目指して名門「東都展」への出品を決意するが、周囲が自分の才能をどう思っているのか心の中を覗けたらと妄想。そして、初めてのデートでわがままなかの子に振り回され、かの子を背負って東京タワーの階段を登ることになった内藤勇実は、美しい夕日を見ながらある妄想をしていた。それぞれ心に闇[キズ]を抱えた人々の元を謎の少女リンが訪れ、寿命1年と引きかえに妄想を具現化する「妄想燐寸」を売る。最初は恐る恐る燐寸を擦るが、次第に燐寸の力に取り憑かれていく彼らを待っていたのは、残酷でせつない運命だった。

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