龍三と七人の子分たち
(C)2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会
70歳の高橋龍三は、引退した元ヤクザ。
”鬼の龍三”と惧れ慕われた時代はもはや過去のもの。現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、息子の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら、「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いている。
ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は、「若いヤツらに勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間に召集をかける。