ラヴレース
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1970年。 21才のリンダ・ボアマンは、フロリダの小さな町で、厳格なカトリック教徒の両親と暮らしていた。ある夜、リンダは女友達と遊びに行った帰りに、地元でバーの経営をしているチャック・トレイナーと知り合う。厳しい両親との生活にうんざりしていたリンダは、チャックの優しい言葉に惹かれ、彼とつきあい、すぐに結婚する。性的にうぶだったリンダに対して、チャックは、セックスの快楽を一から教え込んでいった。
その半年後、チャックのダークで陰湿な一面が、しだいに明らかになってきた。妻のリンダをポルノ映画へ出演させるという、とんでもないアイディアを思いつく。
たった7日間で撮影されたリンダの主演映画『ディープ・スロート』は、1972年に全米公開され、記録的な大ヒット作となった。「リンダ・ラヴレース」というポルノ女優としての芸名を授かった彼女は、一躍スーパースターに。
しかし、その6年後。ニューヨークで新生活を始めたリンダは、自伝本を書くために、出版社を訪れる。これから書こうとする内容の真偽を証明するため、彼女はポリグラフ(ウソ発見器)のテストを受ける。そこで語られるのは、長年メディアによって捏造されてきた「リンダ・ラヴレース伝説」の裏で起こっていた「衝撃の真実」だった…。
- 公開日
- 2014年3月1日(土)
- 脚本
- アンディ・ベリン
- 撮影
- エリック・エドワーズ
- 音楽
- スティーヴン・トラスク
- 出演
- アマンダ・セイフライド ピーター・サースガード ハンク・アザリア ウェス・ベントリー ボビー・カナヴェイル ジェームズ・フランコ デビ・メイザー クリス・ノース ロバート・パトリック エリック・ロバーツ クロエ・セヴィニー シャロン・ストーン ジュノー・テンプル
- 製作年
- 2013
- 製作国
- 米
- 原題
- LOVELACE
- 上映時間
- 93
- INTRODUCTION
- アメリカのポルノ映画史上、最もヒットした作品『ディープ・スロート』。70年代に全米で社会現象となった伝説のポルノ映画の主演、リンダ・ラヴレースの半生を描いたのが本作である。ピーター・サースガード、シャロン・ストーン、ジェームズ・フランコ、クロエ・セヴェニーら豪華なキャストを迎え、完璧に再現された70年代の光と影の主役となったリンダ・ラヴレースの半生を熱演したアマンダ・セイフライドが、2014年の話題をさらう。『マンマ・ミーア!』『ジュリエットからの手紙』など清純なイメージが強いアマンダ・セイフライドが自らの殻を破り挑んだ本気の演技は必見。
- STORY
- 『ディープ・スロート』が公開されたのは1972年。アダルト向けの劇場だけでなく、一般の映画館でも上映されたため、ポルノ映画を観る機会がなかった「女性」の観客たちも映画館へ殺到して社会現象となった。有名人やケネディ元大統領夫人はじめ、セレブたちもこぞって鑑賞し『ディープ・スロート』は空前の世界的ブームに! 累計の興行収入は、6億ドル(『タイタニック』に匹敵)を超えているという説もある。『ディープ・スロート』の主演女優、リンダ・ラヴレースは、70年代アメリカの解放的な“性革命のシンボル”と呼ばれ、当時「プレイボーイ」誌の名物編集長、ヒュー・へフナーとも親交を結ぶなど、巨額の富と華麗なるスターダムを手にしたと、誰もが信じていた。だが、『ディープ・スロート』の公開から6年後、ラヴレースは「衝撃の事実」を告白するために、自伝本を書くことを決意する。フロリダの小さな町で厳格な家庭に育ったラヴレースが一体なぜポルノ女優となったのか?
- CASTING
- ●アマンダ・セイフライド ●ピーター・サースガード ●ハンク・アザリア ●ウェス・ベントリー
- 配給会社
- 日活