INNERVISION インナーヴィジョン
ベーシスト、作曲家として活躍する加藤秀幸は、先天的な視覚障害を持つため生まれたときから視覚の概念がまったくない。そんな彼がひょんなことからSFアクション映画を監督することに。映像作家の友人・佐々木誠がその企画に協力し、過程を記録。第一線で活躍する映像クリエイターたちを巻き込みながら制作はすすむが、「映像とは何か?」という根本的な問題が彼の前に立ちはだかる。はたして「視覚がない男」は「視覚が必要とされる映画」を完成させることができるのか?最新鋭の映像制作システムの裏側も覗き見ることができる、「視覚障害」というテーマにとどまらない、「映像制作」に興味があるすべての人におくる異色のドキュメンタリー。