マリー･アントワネットに別れをつげて

1789年7月14日、優雅な朝を迎えたはずのベルサイユが、1枚の紙に震える。バスティーユが陥落し、王妃とその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286名のギロチンリストが発表されたのだ。「ずっとおそばに」朗読係のシドニーは心酔する王妃への忠誠を誓うが、王妃からは「ポリニャック夫人の身代わりに―」と思いもよらぬ非情な命令を受ける。身を引き裂く嫉妬、生命の危険、果たして、シドニーの運命は─？

公開日: 2012年12月15日(土)

監督: ブノワ･ジャコ

脚本: ブノワ･ジャコ

撮影: ロマン･ウィンディング

音楽: ブリュノ･クレ

出演: レア･セドゥダイアン･クルーガーヴィルジニー･ルドワイヤングザヴィエ･ボーヴォワノエミ･ルボフスキーアンヌ･ブノワドミニク･レイモンジャック･ノロジャック･エルランジャック･ブーデジャン＝クレティアン･シベルタン＝ブランジャン＝マルク･ステーレセルジュ･レンコ

製作年: 2012

製作国: 仏=スペイン

原題: Les adieux a la reine

上映時間: 100

INTRODUCTION: 1789年、フランス革命が勃発。揺れるベルサイユ宮殿内で、身代わりでギロチン刑を受けるように命ぜられた、宮廷朗読係の少女の運命とは？マリー・アントワネットのドラマティックな人生と悲劇的な最期は、これまで幾度となく映画化され名作を生んできた。本作は、かつてない視点として「王妃の朗読係の少女」にスポットを当て、ベルサイユの裏側に迫る。原作は、シャンタル・トマの「王妃に別れを告げて」。監督は、フランス映画界の重鎮であるブノワ・ジャコーが務めている。本物のベルサイユ宮殿でロケを敢行し、時代の香りを余すところなく伝えている。朗読係の少女・シドニーを演じるのは、「ロビン・フッド」「ミッドナイト・イン・パリ」のレア・セドゥ。マリー・アントワネット役には、「イングロリアス・バスターズ」など数々のヒット作に出演のダイアン・クルーガー。ポニャック夫人には「キッスをよろしく」のヴィルジニー・ルドワイヤン。ルイ16世にはグザヴィエ・ボーヴォワ。カンパン夫人には「キングス＆クィーン」のノエミ・ルボフスキーが演じている。

STORY: 1789年7月14日、いつもと変わらぬ優雅な朝を迎えたはずのベルサイユが、1枚の紙に震える。バスティーユが陥落し、王妃とその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286名のギロチンリストが発表されたのだ。「ずっとおそばに。」朗読係のシドニーは心酔する王妃への忠誠を誓うが、王妃からは「ポリニャック夫人の身代わりに。」という思いもよらぬ非情な命令を受ける。踏みにじられた愛、身を引き裂く嫉妬、生命の危険──果たして、果たして、シドニーの最後の選択とは──？

CASTING: ●レア・セドゥ 1985年7月1日生まれ。フランス出身。主な出演作は、「戦争について」「最後の愛人」（07）、「イングロリアス・バスターズ」「ルルドの泉で」「幻の薔薇」（09）、「ロビン・フッド」「ミステリーズ　運命のリスボン」「美しき棘」（10）、「ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル」「ミッドナイト・イン・パリ」（11）など。 ●ダイアン・クルーガー 1976年7月15日生まれ。ドイツ出身。主な出演作は、「ザ・ターゲット」（02）、「ミシェル・ヴァイヨン」（03）、「トロイ」「ホワイト・ライズ」「ナショナル・トレジャー」（04）、「戦場のアリア」（05）、「敬愛なるベートーヴェン」（06）、「ナショナル・トレジャー／リンカーン暗殺者の日記」（07）、「すべて彼女のために」（08）、「イングロリアス・バスターズ」（09）、「スペシャル・フォース」（11）など。 ●ヴィルジニー・ルドワイヤン 1976年11月15日生まれ。フランス出身。主な出演作は、「ザ・ビーチ」（99）、「８人の女たち」（02）、「ボン・ヴォヤージュ」（03）、「MOTHER　マザー」（04）、「スパイラル・バイオレンス」（06）、「キッスをよろしく」（07）など。

映倫: 10

配給会社: 20世紀フォックス映画

マリー･アントワネットに別れをつげて

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