究極の幸せ
ヒロインは亜津子、涼子、景子。3人それぞれに今の人生に行き詰ってしまった女性たち。亜津子はしがないモデル。売れる兆しもなく外見だけが重視される薄っぺらい仕事に、違和感を感じ生きている。涼子はキャリアウーマン。仕事の成功によってさびしく暮らす離婚した父と母を助けようと働いていたはずだった。しかしいつしか仕事はそんな現実から逃れる手段となってしまった。景子は自分の本能のまま生きる自由な女。大好きだった彼に振られた後、すぐに2番手と結婚してしまった…幸せでいるために…やがて3人の生活は狂い始める。亜津子は遂にマネージャーと衝突し徹底的に人間を否定される。涼子はストレスで倒れ遂には逃げ続けてきた両親たちと向き合わざる負えなくなる。景子は旦那の暴力によって求めてきた結婚生活の幸せ像をめちゃくちゃにされる。彼女たちは自分らしさを再発見し、自分が人生のヒロインであることを選び、自分を信じて自由に美しく強く生きてゆくことを選択できるのか?それが困難を招くとしても…