青春の風
(C)1968 日活
神戸のある女子短期大学を卒業した光子、愛子、峯子の三人は、三銃士といわれるほどの仲よしだが、卒業後、それぞれの道に分れて行った。光子は実家の小豆島に帰り、愛子は兄の圭介と暮らしながらレンタカーの仕事についていたし、峯子は道後温泉の実家で花嫁修業をしていた。ある日、光子は父洋策の友人クーパーからハウスキーパーの依頼があったのを機会に、自らハウスキーパーを志し、神戸へ来た。秘かに光子を愛していた圭介は光子が神戸に戻ってきたのを喜んだが、一方、峯子も親の押しつける縁談を断り、家出してきて愛子と圭介のアパートに転り込んだ。