星の瞳をもつ男

(C)1962 日活
榊英司が刑期を終えてわが家へ戻ると、父はすでに亡く、老いた母が彼を待っていた。弟の光郎は人気歌手になり、家には寄りつかないという。翌日、隅田川のほとりで英司は冴子に逢い、再び彼女の家で働くように勧められた。冴子の父はオートバイの製造業を営み、英司はその工場のテスト・ドライバーだった。いまわしいあの日までは……。二年前、弟の光郎が悪に染まりかけていた。弟を愚連隊と手を切らせようとして傷害事件をおこし、英司は刑務所へ送られたのであった……。

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