艶剣客 くの一媚薬責め
(C)2010 八神淳一/竹書房/新東宝映画
八代将軍・徳川吉宗の時代。平民の出ながら剣の道にまい進する弥三郎は、痺れ薬で意識が朦朧となった女郎を助ける。高熱を発する女郎の身体を温めるために、着物を脱がせて全裸で抱き合って一夜を過ごした弥三郎は、その女郎の正体が“隠れお庭番”の冴島凛であることを知る。「礼がしたい…」凛の愛撫に感極まった弥三郎は気絶してしまう…。
後日、凛の裸体が脳裏から離れない弥三郎の元を凛が訪ねる。聞けば、江戸城内にはびこるご禁制の媚薬を取り締まる為に、凛は潜入捜査をしていたのだ。大奥の秘密を知る女“お奈美”を尾行した弥三郎は、お奈美から黒幕は深雪と廻船問屋の藤野屋源右衛門であることを知る。“隠れ御庭番”の影山は、藤野屋に踏み込むことを決め、弥三郎に張り込みを命じるが…捕われた弥三郎の命と引き換えに、凛には恥辱の限り罠が待ち受けていた。