ソフトボーイ

オニツカは、フレンチのシェフになることを夢見ている。高校生最後の夏。幼馴染のノグチは、そんなオニツカにソフトボールの全国大会に出ようと誘う。県内に男子ソフトボール部が1校も無いので、創部すれば全国大会出場できるという。間違いなくヒーローになってモテルと不純な動機で誘うのだった。早速、ノグチと共に部員集め。だが、集まったのはソフト未経験者ばかり。オニツカに思いを寄せるクサナギはマネージャーとして入部した。そして、真夏の特訓が始まるのだった。全国大会出場へと一丸となって練習、チームがまとまりかけた時、ある重大な事実が判明する。