たみおのしあわせ
(C)2007「たみおのしあわせ」フィルムパートナーズ
見るからに超モテない男・たみおの結婚をめぐる、まさに狂騒曲。
妻に先立たれて以来、男手一つで息子・民男を育ててきた伸男にとって、目下、最大の悩みが民男の結婚。何度目かのお見合いで理想的な女性・瞳と出会うが、父は花嫁の意外な素顔を、息子は父の知らない衝撃的真実を打ち明けられないまま、挙式を迎える。強烈な登場人物たちが織り成す、しあわせ探し。
- 公開日
- 2008年7月19日(土)
- 監督
- 岩松了
- 脚本
- 岩松了
- 撮影
- 山崎裕
- 音楽
- 勝手にしやがれ
- 製作年
- 2007
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 118
- INTRODUCTION
- 息子に結婚してもらいたい父と、引っ込み思案な息子。嫁さがしから結婚まで、右往左往しながら突き進んでいく!息子役には数々の話題作に出演の個性派・オダギリジョー。父親には、日本を代表する名優、原田芳雄。そして、花嫁には、日本アカデミー賞ほか数々の受賞暦を持つ実力派、麻生久美子。そのほか、大竹しのぶ、小林薫、忌野清志郎、石田えり、富士眞奈美など多彩なキャストが、結婚狂想曲を描いてゆく。監督・脚本は、「東京日和」で日本アカデミー賞脚本賞を受賞し、近作では「となり町戦争」「図鑑に載ってない虫」などの作品を手がけた岩松了が担当している。また、音楽は7人組バンド「勝手にしやがれ」が新鮮な楽曲を提供している。
- STORY
- 引っ込み思案で、女性の扱いに慣れていない民夫。父親からは早く結婚して欲しいと言われ、お見合いを重ねている。何度か目に遂に理想の花嫁候補が現れた。浴衣がよく似合う、清楚な彼女の名は瞳。父親の伸男は、妻を亡くして以来、意気消沈の毎日を過ごしている。せめて、民夫には何が何でも結婚をしてもらいたいと願っているのだ。父親と息子、お互いに素直になれず、なかなかコミュニケーションも取れない。そんな二人が力を合わせて、この結婚を成就させようと奮闘するのだ。
- CASTING
- ●オダギリジョー 1976年2月16日生まれ。岡山県出身。04年「血と骨」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。主な出演作は、「パッチギ!」「オペレッタ狸御殿」「メゾン・ド・ヒミコ」(05)、「ゆれる」「パピリオン山椒魚」(06)、「蟲師」「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」「転々」(07)など。 ●原田芳雄 1940年生まれ。東京都出身。68年「復讐の歌が聞こえる」で映画デビュー。03年、紫綬褒章を受章。主な出演作は、「祭りの準備」(75)、「どついたるねん」(89)、「浪人街」(90)、「亡国のイージス」(04)、「花よりもなほ」(05)、「どろろ」(06)、「歩いても、歩いても」「火垂るの墓」(08)など。 ●麻生久美子 1978年生まれ。千葉県出身。98年「カンゾー先生」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。主な出演作は、「贅沢な骨」(01)、「夕凪の街、桜の国」(07)、「ハーフェズ ペルシャの詩」(08)、「純喫茶磯辺」(08)など。 ●大竹しのぶ 74年「青春の門 筑豊編」でデビュー。NHK「水色の時」で国民的ヒロインになる。主な出演作は、映画/「事件」「鉄道員」「GO」「キトキト」、舞台「メディア」など。
- 配給会社
- スタイルジャム