キャプテントキオ
(C)2007「キャプテントキオ」製作委員会
マグネチュード10の大地震が起り、東京都は壊滅。政府は東京都を切り捨て、廃虚となった。無法地帯化するそこには、若者が集まり、新しいカルチャーが興った。映画監督を目指すフルタとロックミュージシャンを目指すニッタは、巨大なライブが開催されると聞いて、この新東京都へやってきたのだ。そんな彼らは、型破りな方法で映画を作る映画屋と出会う。
- 公開日
- 2007年2月17日(土)
- 監督
- 渡辺一志
- 脚本
- 渡辺一志
- 撮影
- 岡雅一
- 製作年
- 2007
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 95
- INTRODUCTION
- 主演した初監督作『19』が海外映画祭で高い評価を得た、渡辺一志監督の最新作。崩壊して生まれ変わろうとする東京を舞台に、大人たちに反抗しながら成長していく、高校生たちを生き生きと描いた青春作品である。映画監督を目指すフルタ役には、ミュージシャンとして活躍するウエンツ瑛士。ギタリストを目指すニッタ役には、ドラマ「ウォーターボーイズ2」の中尾明慶。そのほか、泉谷しげる、いしだ壱成、渋川清彦、山岡由実、藤谷文子、石立鉄男など個性派が顔を合わせている。音楽は頭脳警察をフューチャーしたサウンドトラック、頭脳警察の音楽を髭(HiGE)と扇愛奈がカバーしている。また、主題歌は髭(HiGE)が担当し、タイトル「ドーナツに死す」を書き下ろしている。
- STORY
- マグネチュード10の大地震が起り、東京都は壊滅。政府は東京都を切り捨て、廃虚となった。無法地帯化するそこには、若者が集まり、新しいカルチャーが興った。映画監督を目指すフルタとロックミュージシャンを目指すニッタは、巨大なライブが開催されると聞いて、この新東京都へやってきたのだ。そんな彼らは、型破りな方法で映画を作る映画屋と出会う。映画屋を手伝ううちにフルタは頭角を現し、『キャプテントキオ』の脚本を書き上げた。無法地帯・東京の支配者、通称“都知事” はそんな映画屋たちを疎ましく思っていたが、フルタに自分を主役に映画を作らせようとする。だが、出来上がった作品は、フルタの意図したものとは全く違う、ただのコマーシャルに改ざんされていた。フルタやニッタ、迫害される映画屋たちは、都知事と対決すべく立ち上がるのだった。
- CASTING
- ●ウエンツ瑛士 1985年10月8日生まれ。当京都出身。主な出演作は、ドラマ「あいのり」「Dのゲキショー」「IQサプリ」「きらきら研修医」など。 ●中尾明慶 1988年6月30日生まれ。東京都出身。01年ドラマ「3年B組金八先生」でデビュー。主な出演作は、ドラマ「少年~おかめさん」「GOOD LUCK」「ウォーターボーイズ2」「ドラゴン桜」映画「戦国自衛隊」(05)など。 ●泉谷しげる 1948年5月11日生まれ。東京都出身。72年アルバム「春夏秋冬」で支持される。主な出演作は、「ビリケン」(96)、「白痴」(99)、「ケイゾク」(00)、「GODZILLA WARS」(04)、「バルトの楽園」(05)など。 ●いしだ壱成 1974年12月7日生まれ。東京都出身。主な出演作は、ドラマ「ひとつ屋根の下」「未成年」「聖者の行進」、映画「奇妙なサーカス」(05)など。 ●渋川清彦 1974年7月2日生まれ。群馬県出身。主な出演作は「青い春」(02)、「ナインソウルズ」(03)、「空中庭園」(05)、「最終兵器彼女」(06)など。 ●藤谷文子 1979年12月7日生まれ。「ガメラ・大怪獣空中決戦」でデビュー。主な出演作は、「サンサーラ」(03)、「戦IKUSA」(05)など。