ポセイドン
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豪華客船ポセイドン号では、カウントダウンパーティが始まっていた。宴が最高潮に達する頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じとっていた。高さ50メートルほどの巨大な波が船に向かってくる。必死に舵をとるが、すでに遅すぎた。巨大な波に襲われた客船は、激しく揺れ、まもなく完全に転覆。
- 公開日
- 2006年6月3日(土)
- 脚本
- マーク・プロトセヴィッチ
- 撮影
- ジョン・シール
- 音楽
- クラウス・バデルト
- 出演
- ジョシュ・ルーカス カート・ラッセル リチャード・ドレイファス エミー・ロッサム ジャシンダ・バレット マイク・ヴォーゲル ミア・マエストロ ジミー・ベネット アンドレ・ブラウアー フレディ・ロドリゲス カーク・B・R・ウォーラー ステイシー・ファーガソン
- 製作年
- 2006
- 製作国
- 米
- 原題
- POSEIDON
- 上映時間
- 98
- INTRODUCTION
- 世界屈指の大型客船「ポセイドン」。広間では歓喜の華やかな宴の中で、新年のカウントダウンが始まっていた。ちょうどその頃、海上では恐るべき異変が発生していた。巨大波がポセイドン号に向かって猛烈なスピードで迫っていたのだ!本作は72年に公開されたパニック・ムービーの火付け役となった「ポセイドン・アドベンチャー」の34年ぶりのリメイク作である。現在のコンピューター・テクノロジーを駆使して、CGをふんだんに取り入れ、驚異の映像と壮大なスケールで甦らせた。監督は『パーフェクト・ストーム』『エアフォース・ワン』『トロイ』の名匠ウォルフガング・ペーターゼン。81年に「Uボート」を発表してアカデミー賞監督賞と脚色賞候補になった。出演は『ステルス』のジョシュ・ルーカス、『オペラ座の怪人』のエミー・ロッサム、そしてカート・ラッセル、リチャード・ドレイファスなど。ベテラン俳優から注目の若手俳優など多彩な顔ぶれが登場する。製作は、ウォルフガング・ペーターゼンと「ビューティフル・マインド」(01)の脚本でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を獲得したアキバ・ゴールズマンほか。脚本は「ザ・セル」(00)のマーク・プロトセビッチが担当している。
- STORY
- 大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号では、大晦日の夜に新年を迎えるカウントダウンのパーティが始まっていた。ポセイドン号は世界最高の客船の一つ。高20階を超え、客室800、パッセンジャー・デッキ13を備える。壮麗なダンスホールには、多くの乗客が着飾って集まっている。宴が最高潮に達する頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じとっていた。彼はローグ・ウェーブ(異常波浪)を見たのだ。高さ50メートルほどの巨大な波が船に向かってくる。必死に舵をとるが、すでに遅すぎた。巨大な波に襲われた客船は、激しく揺れ、まもなく完全に転覆。壊れた窓から海水が恐ろしい勢いで流れ込んでくるなか、乗客たちは落下し、海にのみ込まれていく。真っ暗な船内は完全なパニック状態になってしまった。生き延びた数百人は水面下にあるダンスホールにいた。船長は、ここで全員じっと救助を待つべきだと主張する。しかし、プロのギャンブラー、ディラン・ジョーンズは船長の指示に従わず、独りで賭けに出る。彼は自力で脱出方法を見つけるために、ダンスホールを出て行こうとするのだった。一人の少年が彼を引き止め、自分と母のマギーを連れて行ってくれと頼む。そして、娘のジェニファーと、その恋人クリスチャンをどうしても捜し出したいと言うロバート・ラムジーも後に続いた。待つよりは行動することを選んだ人々の中には、内気な密航者、自殺願望の男、若いウエーターなどがいた。船が沈み続けるなか、彼らは壊れた船内で道を見つけ、なんとか海面にたどり着こうとする。恐ろしい落下の危険にさらされながら、彼らは急速に絆を深めていくのだった。
- CASTING
- ●ジョシュ・ルーカス 93年「生きてこそ」で映画デビュー。主な出演作は「アメリカン・サイコ」(00)、「ビューティフル・マインド」(01)、「ディープ・エンド」(01)、「セッション9」(01)、「メラニーは行く」(02)、「ワンダーランド」(03)、「ラストマップ/ 真実を探して」(04)、「ステルス」(05)など。 ●カート・ラッセル 63年「ヤング・ヤング・パレード」で映画デビュー。83年「シルクウッド」でゴールデン・グローブ賞助演男優賞候補。主な出演作は、「バックドラフト」(91)、「スターゲイト」(94)、「エグゼクティブ・デシジョン」(96)、「ソルジャー」(98)「スコーピオン」(01)、「バニラ・スカイ」(01)、「夢駆ける馬ドリーマ」(05)など。 ●リチャード・ドレイファス 73年「アメリカン・グラフティ」で主役を演じる。77年「グッバイガール」でアカデミー賞主演男優賞受賞。「ジョーズ」(75)、「未知との遭遇」(77)、「オールウェイズ(89)、「アメリカン・プレジデント」(95)、「陽のあたる教室」(95)など。
- 配給会社
- ワーナー・ブラザース映画