小さな恋のステップ
(C)2004 Cinema Service Co., Ltd.
トン・チソンは、プロ野球2軍外野手。ある日突然、長年付き合ってきた彼女から別れを切り出された。その上、病院で医者から余命3ヶ月と宣告される。自暴自棄になったチソンは、バーでベ酔っ払い、眠ってしまう。目を開けると、そこはホテルのベッドの上。目の前には顔なじみの女バーテンダーが座っている。彼女はチソンをここに運んできたと言い、挨拶をするとそのまま帰ってしまった。 すっかり生きる気力を失ったチソン。ところが、ラジオから、この前酔いつぶれた自分のことを投稿したハガキが読まれるているのだ。チソンはそのままバーへ行くと、女バーテンダーを捕まえて問いただすのだった。チソンは彼女の存在すら覚えていないが、彼女は出会ったその日から、10年間ずっと彼のことを想い続けていた。ラジオの投稿で、携帯電話のほかにも映画のチケットや食事券を当てたイヨンはチソンと初デートの約束をする。ある日、泥棒に遭遇したチソンは、家族を養うために仕方なくやっているという泥棒に説教して、お金まで与えて泥棒を逃がしてやるが、その泥棒が置いていった品のおかげで、今度は自分が警察に疑われてしまう。仕方なく、イヨンの家に泊めてもらうことにして、二人の同居生活は始まるのだった。