ビューティフル･デイズ

詩を書くのが大好きな、明るくて元気な17歳の女の子チンタは、優しい両親と4人の親友たちに囲まれて幸せな高校生活を送っていた。彼女は校内の作詩コンクールで優勝まちがいなしと思われていたが、優勝したのは少年ランガだった。そこでランガのことが気になり、自分が所属する新聞部の取材でランガにインタビューを試みるが、断られてしまった。最初は互いを快く思わない二人だったが、一冊の古い詩集を通じて次第に惹かれあうようになっていくのだった。これまで仲良く付き合っていた親友たちとの関係はギクシャクしていく。ある日、チンタは親友の一人アリヤからの電話に嘘をつき、ランガとのデートに出掛けてしまう。家に帰ったチンタの元へ、アリヤが自殺を図ったという知らせが。幸い命に別状はなかったものの、その一件でチンタと親友たちとの関係はさらに悪化するのだった。自分を許せないチンタは、ランガと別れる決心をする。やがて親友たちとの仲は時が解決し、再び女ともだちとの昔のままの学園生活を取り戻した。しかし、彼女の心の奥にはランガヘの想いがさらにつのっていた。そんなチンタを見て、親友たちは彼女にランガと会って本当の気持ちを伝えるべきだと励ます。しかしその頃、ランガはアメリカヘの留学が決まり、空港へ向かっていたのだった。