パニッシャー
ハワード・セイントは、裏社会をも支配する資産家。ある夜、息子ボビーが、密輸取引現場でFBIによって殺された。怒り狂うセイントと、その妻リヴィアとともに復讐を誓うのだった。やがてボビーを殺した人物として、FBI潜入捜査官のフランク・キャッスルの名前が浮かび上がった。そして、キャッスル一家全員の虐殺という残忍な復讐劇が始まるのだった。セイント一味による地獄のような惨劇。キャッスルは愛する父、妻、息子をセイントの復讐によって失ってしまった。一人生き残った彼は、この残忍な悲劇を法律では十分に罰し切れないことを知り、法に代わり自らが制裁することを心に誓った。そして、闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わったのだ。セイントはキャッスルが生き延びていることを知った。そこで、ハリー・ヘックとザ・ロシアンという2人の殺し屋を使って完全に息の根を止めようと送り込んできた。キャッスルは、クエンティン・グラス会計士と妻リヴィアの行動を追う。キャッスルは、制裁を下すことができるだろうか。
- 公開日
- 2004年11月13日(土)
- 監督
- ジョナサン・ヘンズリー
- 撮影
- コンラッド・W・ホール
- 音楽
- カルロ・シリオット
- 出演
- トーマス・ジェーン ジョン・トラヴォルタ ウィル・パットン ジョン・ビネット ロイ・シャイダー レベッカ・ローミン ローラ・ハリング エドゥアルド・ヤネス ベン・フォスター オマール・アヴィラ サマンサ・マシス ケヴィン・ナッシュ エディ・ジェイミソン マルコ・セント・ジョン
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 米=独
- 原題
- THE PUNISHER
- 上映時間
- 123
- INTRODUCTION
- 1974年にマーベル・コミックスから誕生した『パニッシャー』。それは、法に代わって処罰する、闇の私刑執行人だ。愛する家族を殺されたFBI潜入捜査官フランク・キャッスルが、自らの手で悪を裁くために生まれ変わったヒーローである。そんな制裁者を演じるのは、『ドリームキャッチャー』『ディープ・ブルー』でベテランの演技で魅せたトム・ジェーン。そして、地獄の復讐を企てる悪の権力者ハワード・セイントには、『フェイス/オフ』『ソードフィッシュ』で圧倒的な存在感を見せつけたジョン・トラボルタが扮している。ハリウッド2大スターが激突する。他出演は「アルマゲドン」(98)、「タイタンズを忘れない」(00)のウィル・パットン、「デュエット」(00)のジョン・ピネット、「X-MEN2」「ファム・ファンタール」のレベッカ・ローミン、「マルホランド・ドライブ」のローラ・ハリング、「フォン・ブース」(02)のベン・フォスターなど多彩だ。監督・脚本はジョナサン・ヘンズリー。「ダイ・ハード3」(95)、「ジュマンジ」(95)、「ザ・ロック」(96)、「アルマゲドン」(98)の脚本を手掛けている。製作は「アルマゲドン」(98)、「ターミネーター3」(03)のゲイル・アン・ハード。撮影監督には「エイリアン4」(97)、「アメリカン・ビューティ」(99)、「パニック・ルーム」(02)のコンラッド・W・ホールが担当している。
- STORY
- ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)は、裏社会をも支配する資産家。ある夜、息子ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が、密輸取引現場でFBIによって殺された。怒り狂うセイントと、その妻リヴィア(ローラ・ハリング)とともに復讐を誓うのだった。やがてボビーを殺した人物として、FBI潜入捜査官のフランク・キャッスル(トム・ジェーン)の名前が浮かび上がった。そして、キャッスル一家全員の虐殺という残忍な復讐劇が始まるのだった。セイント一味による地獄のような惨劇。キャッスルは愛する父、妻、息子をセイントの復讐によって失ってしまった。一人生き残った彼は、この残忍な悲劇を法律では十分に罰し切れないことを知り、法に代わり自らが制裁することを心に誓った。そして、闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わったのだ。セイントはキャッスルが生き延びていることを知った。そこで、ハリー・ヘック(マーク・コリー)とザ・ロシアン(ケヴィン・ナッシュ)という2人の殺し屋を使って完全に息の根を止めようと送り込んできた。キャッスルは、クエンティン・グラス会計士(ウィル・パットン)と妻リヴィアの行動を追う。キャッスルは、制裁を下すことができるだろうか。
- CASTING
- ●トム・ジェーン(キャッスル) 97年、トーマス・アンダーソン監督の「ブギーナイツ」で演技を絶賛され、注目を浴びた。主な出演作は、「死にたいほどの夜」(97)、「アンダー・サスピション」(00)、「クリスティーナの好きなコト」(02)、「ドリーム・キャッチャー」(03)など。 ●ジョン・トラボルタ 77年、「サタデー・ナイト・フィーバー」で熱狂的なディスコブームを巻き起こした。94年「パルプ・フィクション」でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞候補。主な出演作は「グリース」(78)、「ベイビー・トーク」(89)、「フェノミナン」(96)、「ソード・フィッシュ」(01)、「閉ざされた森」(03)など。 ●レベッカ・ローミン 03年「X-MEN2」でミステークを演じ絶賛された。主な出演作は「X-MEN」(00)、「ローラ・ボール」(01)、「ファム・ファンタール」(02)、「シモーヌ」(02)など。 ●ローラ・ハリング 映画、テレビ、舞台で活躍。史上初のヒスパニック系ミスUSA。01年「マルホランド・ドライブ」で絶賛され、カンヌ国際映画祭女優賞にノミネート。「ジョンQ-最後の決断」(02)などに出演。 ●ウィル・パットン 96年「この森で、天使はバスを降りた」でサンダンス映画祭観客賞を受賞。主な出演作は「依頼人」(94)、「コピー・キャット」(95)、「アルマゲドン」(98)、「タイタンズを忘れない」(00)、「プロフェシー」(02)など。 ●ロイ・シャイダー 71年「フレンチ・コネクション」でアカデミー賞助演男優賞受賞。79年「オール・ザット・ジャズ」でアカデミー賞主演男優賞候補。主な出演作は「コールガール」(71)、「JAWS/ジョーズ」(75)、「殺意の香り」(83)、「裸のランチ」(91)、「レイン・メーカー」など。
- 映倫
- 110
- 配給会社
- ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント