いま、会いにゆきます
(C)2004「いま、会いにゆきます」製作委員会
秋穂巧は、妻に先立たれ6歳の息子・佑司と暮らしている。ある日、1年前に逝ったはずの妻・澪が梅雨の初めの雨の日に森の中に現れる。一切の記憶を失っている澪を巧と佑司は迎え入れ、不思議な生活が始まる。巧は自分たちの恋の歴史を記憶を失った澪に聞かせ、やがて二人は再び恋に落ちる。
- 公開日
- 2004年10月30日(土)
- 監督
- 土井裕泰
- 撮影
- 柴主高秀
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 119
- INTRODUCTION
- 原作は市川拓司氏の同名小説「いま、会いにゆきます」。2003年3月に発売されて以来、異例のロングセールスを続けている。市川氏は、インターネット上で発表していた『Separation』が大きな反響を呼び、2002年に単行本化され作家デビューした。同作は、その後「14ヶ月～妻が子供に還っていく」として連続ドラマ化された。昨年は、松田龍平出演の映画『恋愛寫眞』（堤幸彦監督）とのコラボレーション小説『恋愛寫眞 もうひとつの物語』も発表、10万部を超えて売れ続けている。「いま、会いにゆきます」の監督は、『ビューティフルライフ』『GOOD LUCK!!』『オレンジデイズ』などの土井裕泰、脚本は、『ビーチボーイズ』『ちゅらさん』などで幅色いファン層を獲得している岡田惠和、撮影には『解夏』『スウィングガールズ』の柴主高秀が担当している。舞台設定のデザインには、『スワロウテイル』『キルビル』で世界的にも評価を受けた種田陽平、そして抒情あふれる楽曲を提供しているのは、新進気鋭のピアニスト松谷卓。感動的なスコアを奏でている。
- STORY
- 秋穂巧（あいおたくみ/中村獅童）は、妻に先立たれながらも6歳の息子・佑司と暮らしている。ある日、1年前に逝ったはずの妻・澪（みお/竹内結子）が梅雨の初めの雨の日、森の中に現れる。彼女は一切の記憶を失っていた。巧と佑司はそんな澪を迎え入れ、不思議な生活が始まる。巧は自分たちの恋の歴史を記憶を失った澪に聞かせ、やがて二人は再び恋に落ちる。佑司は「二度目」の母との触れあいに抑えようのない喜びを感じる。しかし、六週間後、雨の季節が終わり、澪は再び巧たちの前から去っていく。そして、澪は巧と佑司の心に生涯消えることのない、ある大切な宝物を残していく。
- CASTING
- ●秋穂澪：竹内結子 1980年生まれ。埼玉県出身。96年TV「新・木曜の怪談」で女優デビュー。99年NHK連続テレビ小説「あすか」のヒロインに選ばれ注目を集め、以降、映画・TVドラマ・CMなどさまざまな分野で活躍する。ヒロインを演じた「黄泉がえり」で日本映画批評家大賞授賞式主演女優賞を授賞。主な出演作は「リング」(98)、「イノセントワールド」(98)、「ビッグショーハワイに唄えば」(99)、「星に願いを」(03)、TVドラマでは「白い影」、「ガッコの先生」、「ムコ殿」、「ランチの女王」、「プライド」、「新・ニューヨーク物語」など。 ●秋穂巧：中村獅童 1972年生まれ。歌舞伎の名門萬屋に生まれる。祖父は中村時蔵、伯父は萬屋錦之介。8才で初舞台、二代目獅童を襲名。96年「狐狸狐狸はなし」で歌舞伎座賞、「歌舞伎のみかた」で国立劇場特別賞受賞。主な出演作は、歌舞伎/「義経千本桜」（01）、「ぢいさんばあさん」（02）、TV/「真夜中の王国」（02）、「木更津キャッツアイ」（02）、映画/「ピンポン」（02）、「阿修羅のごことく」（03）、「アイデン＆テティ」（03）、「恋人はスナイパー」（04）、「赤線」（04）など。 ●秋穂佑司：武井証 1977年9月23日生まれ。埼玉県出身。舞台、CM、ドラマで活躍。03年「丹下左膳」で映画デビュー。
- 配給会社
- 東宝