一命
(C)2011映画「一命」製作委員会
江戸時代の初頭。乱世から平和な世の中へ。だが、大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事をなくした浪人たちの間で狂言切腹が流行した。それは、裕福な大名屋敷へ押しかけ、庭先で切腹させて欲しいと願い出るのだ。面倒を避けたい大名は、仕方なく金銭や職を与えてやるという、ゆすりが横行。ある日、名門の井伊家の門前に一人の侍が切腹を願い出た。名は津雲半四郎。そこで、家老の斉藤は、数ヶ月前にも狂言切腹を願い出た浪人の無様な最後を語った。そして、半四郎は、、驚くべき真実を語るのだった。