シービスケット
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自動車王のハワードは事故で息子を失い人生のどん底。そんな時、気性の荒い小柄なサラブレッド、シービスケットの馬主になることに。負け続けのジョッキーと放浪の調教師を雇い入れて、競馬レースに人生のカムバックを賭ける。
- 公開日
- 2004年1月24日(土)
- 監督
- ゲイリー・ロス
- 脚本
- ゲイリー・ロス
- 撮影
- ジョン・シュワルツマン
- 音楽
- ランディ・ニューマン
- 出演
- トビー・マグワイア ジェフ・ブリッジス クリス・クーパー エリザベス・バンクス ウィリアム・H・メイシー ゲイリー・スティーヴンス エディ・ジョーンズ エド・ローター マイケル・オニール マイケル・アンガラノ ロイス・D・アップルゲイト アニー・コーレイ
- 声優
- デヴィッド・マックロー
- 製作年
- 2003
- 製作国
- 米
- 原題
- SEABISCUIT
- 上映時間
- 140
- INTRODUCTION
- 本作はローラ・ヒレンブランドのノンフィクション「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説」の待望の映画化作品である。すでに436万部を超えるベストセラーとなっている。映画は2003年7月28日公開されるとすぐ2ヶ月以上に渡ってベストテン入りを続けるロングラン・ヒットとなった。興行収入も1億1千ドルを突破、その人気は今も衰える気配をみせない。アメリカ競馬史に残る名ジョッキー、レッドを演じるのは、『サイダーハウス・ルール』『スパイダーマン』のトビー・マグワイア。本作の製作総指揮も務めている。自動車王ハワードに、『ザ・コンテンダー』など4度のアカデミー賞候補を誇る名優ジェフ・ブリッジス、天才調教師スミスに『アダプテーション』でオスカーを受賞したクリス・クーパー。共演は、ハワードの妻マーセラに、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のエリザベス・バンクス、名物実況アナウンサー、”ティック・トック”・マクグローリンに、『ファーゴ』のウイリアム・H・メイシーが脇を固める。監督は、『カラー・オブ・ハート』のゲイリー・ロス。『ビッグ』や『デーヴ』の脚本家としても有名。彼自らこの長編ベストセラーの脚色に挑戦している。製作を務めるのは、『A.I.』のキャスリーン・ケネディと『サイン』のフランク・マーシャルというヒットメイカー・コンビ。撮影は『アルマゲドン』のジョン・シュワルツマン、プロダクションデザイナーは『L.A.コンフィデンシャル』のジャニーン・オッペウォール、衣裳デザインは『ハリー・ポッターと賢者の石』のジュディアナ・マコフスキー、そして音楽は『モンスターズ・インク』でオスカー受賞のランディ・ニューマンという一流スタッフが結集している。
- STORY
- チャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジス)は自動車の将来性に目をつけた。数年後、彼は西海岸で最も成功した自動車ディーラーとして莫大な富を手に入れていた。しかし、最愛の息子フランキーを15歳の若さで、皮肉にも自動車事故で亡くしたのだ。失意のどん底に陥り、ほどなく妻のファニーも彼のもとを去っていった。その頃、孤高のカウボーイ、トム・スミス(クリス・クーパー)は、自動車産業の発展によって馬の需要がめっきり減り、仕事にあぶれていた。スミスは生活のため西部劇の馬の調教師として、各地を転々と旅することになる。一方、カナダでは、16歳の少年ジョニー・ポラードが、乗馬の才能を磨いていた。1929年10月、ニューヨークのウォール街で株が大暴落、アメリカ大恐慌時代が幕を開けた。無一文となった両親は、ジョニーの乗馬の才能に将来の夢を賭け、草競馬の世界に愛息を託す。6年後、レッドという名の騎手として成長していた。1933年、時は禁酒法下。多くの人々がメキシコのティファナに、ひと時の歓楽を求めて押しかけていた。ハワードもそんな男のひとりだった。いわば、離婚の《気晴らし》旅行で、彼はひとりの女性と運命的な出逢いをする。マーセラ・ザバラ(エリザベス・バンクス)と名乗る若くて美しく、何より快活な彼女は、たちまちハワードの心をとらえ、ふたりは電撃的に結婚。そして、乗馬の愛好家であるマーセラの影響もあって、やがてハワードは競馬の世界にその身を投じてゆく。そんなある夜、ハワードは森でひとり、骨折した馬を黙々と治療しているスミスを見かけ、馬の調教師として、スミスを雇うことにする。その後、スミスが目を留めた騎手レッドに出会うのだった。
- CASTING
- ●トビー・マグワイア:ジョニー・”レッド”・ポラード 1975年6月27日生まれ。カリフォルニア州出身。89年に「スウィート・ロード」で映画デビュー。主な出演作は、「ボーイズ・ライフ」(93)、「アイス・ストーム」(97)、「カラー・オブ・ハート」(98)、「ワンダー・ボーイズ」(00)、「スパイダーマン」(02)など。 ●ジェフ・ブリッジス:チャールズ・ハワード 1949年12月4日生まれ。カリフォルニア州出身。70年、「怒りを胸にふり返れ」で映画デビュー。「ザ・コンテンダー」など3度アカデミー賞助演男優賞候補。94年の「アメリカン・ハート」でインディペンデント・スピリット・アワード主演男優賞受賞。主な出演作は、「白と黒のナイフ」(85)、「タッカー」(88)、「フィッシャー・キング」(91)、「隣人は静かに笑う」(98)、「光の旅人」(01)など。 ●クリス・クーパー:トム・スミス 1951年7月9日生まれ。ミズリー州出身。87年、「メイトワン1920」で映画デビュー。02年、「アダプテーション」でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞ダブル受賞。主な出演作は「真実の瞬間」(91)、「ボーイズ・ライフ」(93)、「評決のとき」(96)、「モンタナの風に抱かれて」(98)、「パトリオット」(00)、「アメリカン・ビューティー」(99)など。 ●エリザベス・バンクス:マーセラ・ハワード 1975年2月10日生まれ。マサチューセッツ州出身。98年から舞台で活躍。98年、「Surrender Dorothy」で映画デビュー。主な出演作は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(02)、「スイプト・アウェイ」(02)、「スパイダーマン」(02)など。 ●ゲイリー・スティーヴンス:ジョージ・”アイスマン”・ウルフ 1963年3月6日生まれ。アイダホ州出身。16才の時、プロの騎手になる。4700回以上のレースに参加し、3冠レースで8度の勝利、2億ドルを超える賞金を獲得。殿堂入りを果たした名ジョッキー。映画は本作が初出演。 ●ウィリアム・H・メイシー:ティック・トック・マクグローリン 1950年3月13日生まれ。フロリダ州出身。80年、舞台「わが町」でトニー賞最優秀アンサンブル賞受賞。96年「ファーゴ」でアカデミー賞助演男優賞候補。主な出演作は「陽のあたる教室」(95)、「エアフォース・ワン」(97)、「ブギー・ナイツ」(97)、「サイコ」(98)、「マグノリア」(99)、「ジュラシック・パーク3」(01)など。
- 配給会社
- UIP