着信アリ
(C)2004「着信アリ」製作委員会
中村由美はどこにもいる普通の女子大生。ある日、合コンの席で、友人の陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴る。「着信アリ」のメッセージを確認すると、発信は陽子本人の携帯電話で、しかも陽子本人と思われる悲鳴のようなメッセージが残されている。着信時刻は今から3日後の時刻だった。その3日後のその時刻、陽子はメッセージと同じ悲鳴を上げて、ホームから落ちて死んでしまう。数日後、同じ合コンの席にいたケンジの携帯にも本人の番号で「着信アリ」のメッセージが未来の時刻で残されている。陽子の時と同じようにケンジ本人の絶叫が入っており、数日後のその時刻にまたも同じような絶叫を上げて死んでしまう。そしてまた一人、由美の親友の小西なつみに陽子の時と同じ着信音でメッセージが届く。なつみは死の予告に大きく取り乱す。彼女は由美の制止にも関らずテレビ局からのその時刻に番組に生出演しないか、との誘いに乗ってしまう。事件の真相を突き止めようとする由美は、葬儀屋の男・山下弘と出会う。山下も妹を同じような形で亡くしており、二人は一緒に事件を追い始める。そして、いよいよ番組放送の時間が迫る。