無常

(C)1970實相寺知佐子
琵琶湖近くの旧家、日野家の長男・正夫は父親の意に反して、家を継ぐ気はなく、仏像の魅力にとりつかれていた。ある日、正夫は姉の百合と関係を持つ。しばらくして百合は子を宿すが、正夫は姉を書生と結婚させる。正夫は京都の仏師に弟子入りし、そこでも仏師の妻と関係を持つ。実家に帰った正夫は、再び百合と抱き合うが、それを知った書生は自殺する。

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