ひばりの三役 競艶雪之丞変化
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雪之丞一座は江戸初舞台お目見得を中村座で行った。土部三斎が娘の浪路、配下の浜川、横山、それに御用商人広海屋、長崎屋を連れて見物に来た。彼らは雪之丞の父母の仇だった。父松浦屋は三斎らのために密貿易の罪をきせられ自殺し、母も三斎の手ごめにあい自殺したのだ。三斎からお座敷がかかり、浪路と会った帰り、雪之丞は師一松斎の道場へ立寄った。一松斎が雪之丞に一剣天心流の奥義を譲ろうとした時、師範代平馬は自分に譲れと主張し、巻物を持って逃げ去った。
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