黒い賭博師
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ギャンブラーシリーズの第6作。
東京に舞いもどった氷室浩次は、スベニア王国大使館のレセプションに招待客の一人として参加した。ところがこの催しは、レセプションとは名ばかりで、カード師の異名をもつ犬丸、その愛人玲子らが加わった大賭博会であった。氷室と犬丸の勝負は氷室の一方的な勝利に終わるが、雪辱を期す玲子はその後氷室の後を影のようにつきまとうようになる。そんなある日氷室は、賭けに負け国際賭博団マルコムの団に狙われている女ニーナを助けるため、モノクルの楊に勝負を挑むが、見事なイカサマに敗れてしまう。