尼寺(秘)物語
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琳光寺には門跡尼の万里小路秀英をはじめ、恵照尼、浄真尼、法順尼、下女・はなの女ばかり五人が住んでいた。ある日秀英は、本堂の修理を本寺の宗務総長の覚全に依頼するが、費用が折り合わずに断られてしまう。秀英から再度の交渉を任された浄真尼だが、上申書を持って本寺に行った際に覚全に手篭めにされてしまい、思いがけず女の悦びに目覚めるのだった。同じ頃、琳光寺にキクという若い男が寺男としてやってきた。キクに惹かれたはなは、自らキクに身を任せて女となる。やがて、浄真尼がキクに想いを寄せていることを知ったはなは…。