恐怖の感染拡大から28年後の“終末の世界”。今もなお人間としての理性を失った凶暴な感染者で溢れた本土を離れ、人間たちは外界から閉ざされた小さな孤島で見張り台を建て、武器を備え、身を潜めて暮らしている。島で暮らす父親のジェイミーは息子のスパイクと共に、原因不明の難病に苦しむ妻アイラの看病をしながら家族３人で暮らしていたが、ある日、生まれてから一度も島を出たことがなく28年前のパンデミックを知らないスパイクを“感染者を殺す”ことができる一人前の大人にするため、ジェイミーはスパイクを連れて危険な本土へと向かうことになる―。
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