名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の木全純治支配人を追ったドキュメンタリー。
シネマスコーレの座席数は51席。1983年に映画監督の若松孝二氏が創立して以来、インディーズ映画やアジア映画の“知られざる名作”を“一日も休まずに”上映してきた。近年は坪井篤史副支配人が仕掛ける独創的なイベントで全国的に名前を知られるようになっていた。映画作品と観客の「近さ」が魅力だったシネマスコーレは、「密」の回避が叫ばれる社会で存続できるのか。2年間に及ぶ取材をもとに、ミニシアターが映画文化の発展に果たしてきた役割の大きさ、そして“多様性”が持つ意味を問い掛ける。
■公式サイト
シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~
2022年7月2日(土)公開