800年前の景観とほぼ近い姿で奇跡的に守られてきた岩手県一関市に実際に住む14歳のユナ。おばあちゃんの葬式で、臼と杵でつく昔ながらの方法でどうしても餅をつきたいと言い張るおじいちゃん。家族は、そんな面倒なことをしなくても、餅つき機で同じように美味しいものができると説得してみるが頑なに餅をつくという。ユナは敏感におじいさんの心の機微を感じてそっと寄り添う。生徒の減少から中学校の閉校が決まり、最後の一年を終えると学校もなくなる…。
伝統と生きる人々の「今」を描いたドキュメンタリー+ドラマ。
もち
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2020年7月4日(土)公開