第96回米国アカデミー賞®長編アニメーション映画賞ノミネートの快挙を成し遂げ、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか名だたる映画賞を席巻した『ロボット・ドリームズ』より、世界的ダンスナンバーとして知られる、アース・ウインド & ファイアー「セプテンバー」の音楽に乗せて、ストーリーが描かれていく予告編が到着した。
ニューヨークでひとりぼっちで暮らしている主人公・ドッグは、深夜のテレビCMに目が釘付けとなる。数日後、ドッグの元に大きな箱が届けられた。その中身は、なんと“ともだちロボット”だった!
ニューヨークのセントラルパークを、ふたりで散歩するシーンが映し出されると、「セプテンバー」が大音量で流れだし、ドッグとロボットの日常が切り取られていく。ホットドッグをほおばったり、街中にいるヤンキーのジェスチャーを素直にマネしてしまうロボット、ダイビングに挑戦する様子など、ふたりだけの楽しい日常が映し出しされていく。
■『ロボット・ドリームズ』予告編
一転して音楽が鳴り止むと、砂浜の上でロボットが動かなくなってしまい、ドッグが持ち上げようとするシーンが映る。「錆びついて動けなくなったともだちを残し、ビーチは、来年の夏まで閉鎖された」というテロップ解説とともに、柵の外で物悲しげな表情を見せるドッグの姿と、片足が折れたロボットが確認できる。ビーチの閉鎖によって、なかよしのともだちとの別れによって、また孤独感に押しつぶされそうなドッグ。海水浴の影響で動けなくなってしまい、ドッグに会いたくても会えなくなってしまったロボット。日々お互いの存在を忘れず、1年後の再会を夢見る二人の心情を、精彩に表現していく。
またアカデミー賞®、アニー賞といった映画賞を席巻したことを裏付ける映画評とともに、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞®作品賞などを受賞したギレルモ・デル・トロ監督の「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」とコメントが紹介されている。世界観と魅力をダイナミックに伝えるために、映画本編でも使われている、アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」のパワーを最大限に活かした予告編に仕上がっている。
11月8日(金) 新宿武蔵野館ほか 全国ロードショー