アカデミー賞監督イーサン・コーエンの最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』より、マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ビーニー・フェルドスタインが、予想不可能でユーモアにあふれる脚本を読んだ時の感想や、超個性派キャラクターたちについて語るインタビュー映像が解禁!!
以前からコーエン兄弟の作品のファンで、ユニークなコメディに出演してみたいと願っていたというクアリー。しかも、女性が主人公のコメディということで脚本を読む前から大きな期待を寄せていたとのことで、「すっかりのめり込んで、感動しました。この映画に出演するために全力を尽くそうと思いました」と、並々ならぬ思いで撮影に挑んだという。映画ファンから絶大な支持を誇るコーエン監督の最新作ということで、「オーディションを受けたり、自分がここにいさせてもらえるだけでありがたかった」と、ヴィスワナサン。フェルドスタインも「彼らの映画なら背景の木でもいいからやるわ!死ぬまでに一度組みたい監督だったの」と、ラブコールを送る。今回、念願叶ってコーエン監督と初タッグを組んだ3人が、とにかく脚本が最高だったと、口を揃えて賞賛を送る様子が映し出されている。
自由奔放なジェイミーと堅物なマリアンの楽しい掛け合いが見所の一つでもあるが、演じたクアリーは「最高の組み合わせでした。この関係は一生続きますね」とにっこり。コメディ映画史に新たに名を刻む、新たなバディ誕生に期待が膨らむ。また、ジェイミーの元カノ・スーキーも、警察官でありながら突飛な行動をとる個性の強いキャラクターだが、演じたフェルドスタインは、「警察官の姿で身長180cm以上ある男たちをやっつけるなんて、考えられないし、勇気付けられた。今までで一番楽しかった役のひとつだわ」と語り、謎のスーツケースを巡る攻防戦に一役買うスーキーにも注目だ。
■映画『ドライブアウェイ・ドールズ』インタビュー映像〜キャスト編〜
さらに、映画を一足先に鑑賞した各界の著名人より、絶賛コメントが到着した。
◆コメント一覧(順不同・敬称略)
◇瀧波ユカリ(漫画家)
恋愛とは、性とは、ロードムービーとは「こうでなければいけない」…そんな固定観念を、最っ高のバカバカしさで解体してくれます!
◇イシヅカユウ(俳優/モデル)
これは復讐劇だと思います。大仰に偉そうぶった業界と、人を型に押し込める社会への。
映画っていうのは、楽しくて時々ちょっと血飛沫の上がるただの娯楽なんです。だからいいんです。
◇斎藤綾子(作家)
こんなに楽しくて厄介で純情な恋、
貴方は体験しているだろうか?
ジェイミーとマリアンの珍道中には
爆笑のお宝も。幸せ満載の恋物語。
◇牧村朝子(文筆家)
人を100万ドルの札束で殴る財力も権力も持っているアメリカの共和党上院議員にテキサスの女ったらし女がレインボークレジットカードでバトルを挑む1999年の話です。あと、チワワ、つよい。
◇金井冬樹(イラストレーター、コミック作家)
レズビアンによるレズビアンのためのおバカでエッチなB級映画???
90年代のレズビアンコミュニティの想い出を映画にしたい!という気概を感じる怪作でした。
でも、ちょっとやりすぎじゃないですか? 本当にこんなだったの?^ ^;
◇一ノ瀬文香(タレント/LGBTQ講演講師/新宿二丁目にて飲食店経営者)
ラフなコメディ映画で、仕事などで神経をすり減らしていたり、鬱屈していたりする時に、一息つける映画です。主人公たちのリアルな変化を感じられるエンディングが好き!
◇ダースレイダー(ラッパー)
これは過激だ!と最初ギョッとするも、実は男女間や男目線では散々描かれてきた場面だと気づく。ハッとしているとコメディーのアクセルが一気に踏まれて痛快な旅に巻き込まれる新たなB級のススメ!
◇よしひろまさみち(映画ライター)
まさかの豪華キャストちょい役出演も含めて、スリルとユーモアが爆走するバディ&ロードムービー。まるで『デス・プルーフ in グラインドハウス』と『テルマ&ルイーズ』を足して5倍増したような爽快感!
6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開