Web連載で熱狂的に支持され、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ氏による同名私小説の映画化『笑いのカイブツ』。ラジオ番組や雑誌へのネタ投稿で圧倒的な採用回数を誇り、“伝説のハガキ職人”と呼ばれた実在の人物ツチヤタカユキ氏の同名私小説を映画化した本作。“伝説のハガキ職人”にちなんで、入場者特典オリジナル“ハガキ”が配布されることが決定した。
何をするにも不器用。人間関係も不得意なツチヤタカユキの生きがいは、「レジェンド」になるためテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。狂ったように毎日ネタを考え続けて、6年。実力が認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されずに淘汰されてしまう。自暴自棄になりながらも笑いを諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると、次第に注目を集め、尊敬する芸人から声が掛かるが──。
入場者特典第1弾は、公開初日1月5日(金)から主演・岡山天音が来場者へ向けて書いた手書きメッセージ入りハガキを全国の上映劇場にて数量限定で配布。また、第2弾として、公開2週目1月19日(金)よりテアトル系列の一部劇場で原作のコミカライズ版「笑いのカイブツ」著者の漫画家・七野ワビせん(旧:史群アル仙)の映画版“ツチヤタカユキ”を描いたイラストハガキの配布が決定した。特典の配布は1回の上映鑑賞につき1人1点で、なくなり次第終了となる。第1弾となる岡山天音の手書きメッセージには、劇場へ足を運ぶ観客へ感謝の気持ちと本作に込めた熱い想いが綴られており、まるで岡山からハガキが届いたかのようなレイアウトに。スクリーンでの鑑賞とあわせてじっくり読みたい内容となっている。
また、原作のコミカライズ版「笑いのカイブツ」著者の七野ワビせん(旧:史群アル仙)は、一足先に本作を鑑賞。岡山天音が演じたツチヤタカユキをモチーフに描き下ろしたイラストが、第2弾のポストカードのデザインに採用された。七野ワビせんは、2014年、Twitterに投稿した1ページマンガ「今日の漫画」が話題となり、史群アル仙名義でデビュー。その後、「笑いのカイブツ」のコミカライズを手掛け、七野ワビせんと名義を変えて活動の幅を広げている。作画はアナログ画材のみを使用するスタイルで、あたたかみと力強さが同居するタッチ。今回描き下ろされたイラストも、鉛筆とネタ帳を抱え、体から血のようにネタを流し、鋭い目つきで佇む痛々しくもどこかあたたかみの感じる“岡山天音版ツチヤタカユキ”が描かれている。
また、あわせて七野ワビせんが本作へ寄せたコメントも到着。さらに、イラストの生原稿を見てその力強い筆致のイラスト感激した岡山天音が原稿を手に取っている写真も解禁された。
【七野ワビせん(漫画家)コメント】
カイブツは、どこか色っぽく美しい。それはきっと真っ直ぐに純粋に魂を燃やす、生命の魅力故。
ツチヤさんの生き様は、観る人の魂に火をつけます。そしてこの映画が、映像が、岡山さんの演技が燃料となり、更に魂の火を高く強く燃え上がらせてくれることと思います。
2024年1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー