2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(21)、『ヒメアノ〜ル』(16)の𠮷田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった2024年公開予定の映画『ミッシング』より、中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳ほか豪華実力派キャストの出演情報を一斉解禁 !想いの詰まったコメントも到着した。
娘が失踪した家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役に中村倫也。妻・沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役に青木崇高。心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役に森 優作。キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役に小野花梨。飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役に細川岳が演じる。
中村倫也は、「理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。」と本作での撮影を振り返り、さらに「この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。 」と語った。
青木崇高は、「『この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように』撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。」と、演じた役柄への熱い想いを語り、「この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。」とコメントを寄せた。
森 優作は、「いろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。」と作品を語り、「自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。」と役に対する思いも語った。
小野花梨は、「目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました」と語り、「作品の一部になれて幸せでした。」とコメントした。
細川 岳は、「『美しい』と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。」と語り、「強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。」と思いを寄せた。
その他、失踪してしまう沙織里の娘・美羽役に有田麗未(ありたつぐみ)。砂田の上司でテレビ局の番組デスクを演じるのは小松和重。沙織里の弟・圭吾の職場の先輩役にカトウシンスケ。砂田の後輩記者・駒井役に山本直寛。失踪事件の担当刑事・村岡役に柳憂怜。沙織里と圭吾の母親役に美保純が出演している。
2024年 全国公開