ポップな狂気が広がり、日本映画の新時代が始まる!『#ミトヤマネ』インフルエンサー役の主人公に玉城ティナが決定!

(C)2023「#ミトヤマネ」製作委員会
5月17日(水)

SNS社会の光と影を独自のタッチで描く全く新しい感覚の映画『#ミトヤマネ』が2023年初秋に公開されることが決定した。

カリスマインフルエンサーの山根ミトと、ミトを陰で支える妹のミホ。ある日所属事務所から、誰でもミトの顔になれるフィルター「ディープフェイクアプリ」とのコラボ案件を持ちかけられる。アプリは大人気となり、世界中の至る所にミトの顔が拡散された。一方、ミトの顔を悪用する者も次々と現れる。そんな状況すら自分の人気につながると喜ぶミト。かたやミホはそんな状況を危惧していた。姉妹が辿り着く、予想だにしない衝撃の結末とは。

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業とする女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描いたスリラー『VIDEOPHOBIA』で国内外の話題となった宮崎大祐監督が描く、現代性とクールさをともなった、今までにない新しい「ジャパニーズ・ノワール」作品が誕生する。世界中で人気を得るインフルエンサー、「山根ミト」を演じるのは、女優・モデルとして幅広く活躍し、最近では主演映画が目白押しの玉城ティナ。『VIDEOPHOBIA』で数多くの国際映画祭に入選し、7月に公開する『PLASTIC』など次々と話題作を手掛ける宮崎大祐監督が、現代社会の「闇」とも言えるデジタル、SNS社会の怖さを独特なセンスと現代社会に沿った世界観で描く。

玉城は「ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです。」とコメント。また宮崎監督は本作について、「たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします」と衝撃的な展開が期待できるコメントを寄せている。

『#ミトヤマネ』ティザービジュアル

解禁された特報は、まるで本当に山根ミトのSNSを覗き見しているかのような縦型動画。様々な衣装を身に纏ったスタイリッシュなミトが代わる代わる映し出される映像などミトのカリスマインフルエンサーぶりが窺えると同時に、イベント会場で観客が全員ミトのお面を付けて踊っている映像など、日常にミトが溢れ出す様子が不気味に描かれる狂気を感じる映像となっている。映像に映っているミトは、果たして全て本当の山根ミトなのか…。


また、4種のティザービジュアルも解禁!!「ディープフェイクアプリ」によって日本中の至る所にミトの顔が溢れ出すという本作の設定にちなんで、国内No.1カメラアプリである「SNOW(スノー)」のAIアバター機能を使って主人公ミトをクリエイト。リアルでもあり、虚構の存在とも言えるインフルエンサーミトヤマネの世界観を表現したビジュアルに注目してほしい。

<玉城ティナ/山根ミト役 コメント全文>
ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。
彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。
スクリーンの中で彼女をできるだけ記号のまま表せていたら、今この映画を作る意味があったのかな、なんて思っています。 
インターネットに顔を載せないように、なんてもうお母さんに言われません。私の分身はもうインターネットに散らばっています。
彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです。

<宮崎大祐監督 コメント全文>
思えばわたしはいままでずっと境界を越える表現に魅了されてきました。故郷の街の中にあるアメリカとの国境を越える旅はやがてシンガポールとの国境を越え、大阪では自己と他者の境界を越えていきました。しかしここ数年、それよりもずっと早いペースで世界の境界は取り払われはじめました。では、さらに加速が進み、すべての境界が取り払われたあとの、その先にある消失点には一体何があるのだろう。そんな疑問から生まれたのがこの映画です。たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします。是非とも劇場で観て聴いてみてください。

2023年初秋公開

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作品紹介

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