超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く田村結衣の人気ラブコメ漫画 「矢野くんの普通の日々」(「コミックDAYS」連載)が、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルを務め、俳優としても活躍する八木勇征を主演に迎え、実写映画化。
矢野くん(八木勇征)こと、矢野剛はどこにでもいる普通の高校生・・・ではなく、何もないところで転ぶ、犬に嚙まれる、落ちてきた植木鉢にぶつかるなど、なぜか毎日ケガまみれになってしまう“超不運体質”を持つ、特殊すぎる高校生。1人でいることが多いが、人一倍優しい性格が関係しており、他の人を不運に巻き込みたくないと思っている。矢野くんの隣の席の吉田さん(池端杏慈)はかなりの心配性からかほっとけず、日々手当てをしてサポート。矢野くんが引き寄せる、時と場所を選ばない不運は思わぬ形で恋へと発展していく。毎日ケガばかりの矢野くんだが、右目の眼帯だけはどんな時も付けている。ミステリアスな眼帯の謎と隠された素顔とは一体・・・!?
「普通の高校生活を送ってみたい」と願う矢野くんのために、吉田さんを中心としたクラスメイト達と一緒に様々な夢、通称“矢野ドリーム”を叶えていくことになるが、友達とファミレスでテスト勉強がしたい、夏祭りに行きたいなど、真っすぐでピュアすぎる夢が描かれており、高校生たちの甘酸っぱい青春を味わうことができる。
偶然、恋愛少女漫画を手に取ることになり、“恋”という感情に気づく!そんなどこまでも純粋な矢野くんも楽しみにしてほしい。
矢野くんを演じた八木も「矢野くんは不運体質ゆえに日常でいろんなアクシデントに見舞われるのですが、本当にピュアでまっすぐな青年です。矢野くんの高校生活は不運の連続なので普通の高校生活にものすごく憧れがあります。学校帰りに友達とファミレスに行くとか、カラオケに行くとか。矢野くん以外の人たちと矢野くんとでは、普段どういうことに感謝しているのか、どういうことに幸福を感じるのかが全然違いました。矢野くんを演じていて、改めて感じることができましたし、矢野くんの気持ちを理解し自然と寄り添うことができたと思います。」と矢野くんの魅力を語っている。
ケガの手当てを通じて気になりはじめ、お互いのことばかり考えてしまう矢野くんと吉田さん。さらに吉田さんに思いを寄せる、学校イチのモテ男子・羽柴(中村海人)は面倒見の良い性格からか、吉田さんを後押しするような行動や矢野くんと仲良くなろうとする行動を取ってしまう。恋のライバルでありながら、矢野くんに惹きつけられてしまう羽柴も交えた、不思議な関係性にも注目してほしい。
11月15日(金)全国公開